佐賀県工業技術センター

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佐賀県
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所在地

〒849-0932

佐賀市鍋島町八戸溝114

技術的な相談窓口:

研究企画課

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Mail:skougi@saga-itc.jp

総務事務窓口:総務課

TEL:0952-30-8161

FAX:0952-32-6300

現在取り組んでいる研究の概要(平成29年度)

食品工業部

6次産業化を志向した県産農林資源からの機能性素材探索に関する研究  (研究期間:平成28年度〜平成30年度)

 近年、国や県、市町村において「6次産業化」に係る多くの取組が実施されています。当センターにおいても、さが機能性・健康食品開発拠点「さがフード&コスメラボ」から研究員を受入れる等、積極的に取組んでいます。本県における主要農産物としては、米・麦等の作物品目やいちご・茶等の園芸品目が有名ですが、他にも多くの品目について県内各地で栽培、販売されています。本研究では、本県において生産されている資源に対して、これまで明確化されていない機能性を評価するとともに、関与成分の検討等を行うことによって、「6次産業化」に繋がる素材としての利活用の可能性を評価します。

藻類の産業利用に関する可能性研究 (研究期間:平成29年度〜平成30年度)

 佐賀県の玄海地区は海藻類の宝庫で、多数の海藻類が生息しています。アカモクやアオワカメなど、商業利用され、加工食品や化粧品として期待されているものもあります。一方で、工業技術センターではこれまで有明海産海苔の有効活用に関する研究を進めており、海藻由来成分の分析や機能性評価、加工技術に関するシーズを有しています。そこで、藻類の利活用による産業創出を目的として、玄海地区の海藻類や微細藻類における成分調査や機能性の評価を行い、産業利用可能な素材を探索します。本研究により付加価値の高い商品開発を支援し、県内の水産業や地域の振興を図ります。

新”佐賀酵母”の育種とその醸造適性評価 (研究期間:平成29年度〜平成34年度)

 清酒醸造において、酵母はアルコールを生成する役割の他に、有機酸やエステル類といった香味を特長づける成分を生成する役割を担っています。このことから、清酒メーカーは商品設計に応じた酵母の選択を行っています。本研究では多様化する消費者ニーズに応じた商品開発支援のため、様々な特性をもつ清酒酵母の育種開発に取り組み、その醸造適性を評価します。

材料環境部

自動車用樹脂製品の金属コーティング技術の開発 (研究期間:平成27年度〜平成29年度)

 自動車産業全体の大きな流れのひとつに軽量化があり、金属製から樹脂製部品への置き換えが拡大しつつあります。このため、樹脂製部品に金属の有する光沢や耐久性の機能を付与する金属コーティング技術が今後益々必要となります。本研究は、真空蒸着等による金属コーティング膜の品質を向上させるため、蒸着前の樹脂表面に密着力や平滑性を向上させるために塗布するアンダーコート剤に加える新たな添加剤を探索します。また、金属成膜を中心とした製造工程全体から製造条件と品質の関係を体系化することで、高品質化及び低コスト化を図ります。

水素環境下における金属材料の疲労強度特性と破壊メカニズムに関する研究 (研究期間:平成28年度〜平成30年度)

 水素エネルギー社会の実現に向けて克服すべき課題の一つに、金属材料の「水素脆化」があります。多くの金属材料は水素ガスに曝されると強度や延性が低下する「水素脆化」が起きるため、現在水素ステーション等に使用できる金属材料は「水素の影響を受けない」高価なものに限定されており、普及の足枷となっています。本研究では、より安価で一般的なステンレス鋼SUS304、低合金鋼や炭素鋼など「水素の影響を受ける材料」の機械的性質(特に疲労強度特性)に及ぼす水素ガスの影響を評価し、データベースの構築および破壊メカニズムの解明、さらに強度設計指針の確立に寄与することを目的とします。

生産技術部

IoTを活用した生産工程の可視化に関する研究 (研究期間:平成28年度〜平成30年度)

 ものづくり企業においては、部品または製品の生産工程毎に数多くの情報が収集・管理されていますが、収集した情報が担当する部門のみに存在し、会社全体で共有されていないのが実情です。そのため、製品の不良が発生した場合、その原因を効率的に究明するのが難しい場合があります。そこで本研究では、近年注目されているIoT技術を活用して、県内企業現場の生産工程において様々な情報を取得・収集する各種センシング回路を製作し、得られた情報をデータベースに蓄積して可視化する計測管理システムの構築に取り組みます。

諸富家具産地におけるデザイン思考を活用した新たな商品開発手法の構築 (研究期間:平成28年度〜平成30年度)

 成熟した家具市場では、潜在的なニーズを発掘し、新たな価値を創造する新商品の開発が重要になっています。しかし、産地の新商品開発は、個人の勘や経験で実施されることが多く、市場ニーズに合致しない場合も少なくありません。一方、近年、新たな価値を創造する手法として「デザイン思考」が、国内外の様々な産業において導入され始めています。そこで、本研究では、諸富家具産地において実践可能な、新たな価値を有する商品を継続して開発できる「デザイン思考」を用いた新商品開発手法の構築に取り組みます。

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