佐賀県工業技術センター

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佐賀県

設備整備事業の一部に競輪の補助金が使われています。


競輪

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所在地

〒849-0932

佐賀市鍋島町八戸溝114

技術的な相談窓口:

研究企画課

TEL:0952−30-9398

Mail:skougi@saga-itc.jp

総務事務窓口:総務課

TEL:0952-30-8161

FAX:0952-32-6300

現在取り組んでいる研究の概要

令和3年度(2021年度)

食品工業部

化粧品の機能性を評価するための生体外皮膚モデルの構築及び高機能素材の探索
 (研究期間:令和元年度(2019年度)~令和3年度(2021年度))

 佐賀県では、県内の豊富な農林水産資源を化粧品に活用する取り組みが活発に行われています。中でも、紫外線などの外的要因や加齢などが原因で起こる皮膚トラブルの改善・解消を訴求した高機能化粧品が注目を集めています。このような高機能化粧品の開発では、倫理上の観点から実験動物を使用しない動物実験代替法使用の取り組みが世界中で強く求められています。
 そこで本研究では、まず抗老化機能を評価できる生体外皮膚モデルの構築を行い、これを用いて皮膚老化を予防、緩和できる県産農林水産物資源の探索、及び作用機序の解析を試みます。

地域資源を活用した機能性食品および素材開発
 (研究期間:令和元年度(2019年度)~令和3年度(2021年度))

 「中小企業地域資源活用促進法」に基づき、佐賀県では「レンコン」等地域の特産物として認識の高い農林水産94件を地域資源として指定しており、地域資源を活用した事業の推進を行っています。

 本研究では、県内の地域資源等に指定された農水産物や今後指定を目指している農水産物の健康機能や美容効果を評価し、関与成分の探索や特定を行うことによって、機能性食品や化粧品の開発に役立つ素材開発を行うことを目的とします。

佐賀県資源の新産業活用を目指した市場ニーズに基づく健康・美容製品の開発
 (研究期間:令和3年度(2021年度)~令和5年度(2023年度))

 近年、農作物素材の持つ有用機能を利用した健康機能性食品や高機能化粧品が注目を集めています。当センターではこれまでに生体外疾患モデルを用いて90種以上の農林水産資源の健康・美容機能を検討し、全国有数の生産量を誇るアスパラガスに新たな生理機能を見出しました。

 本研究では、アスパラガス有効成分の特定及び作用メカニズムの解明、加工特性の解析を行うことにより、アスパラガスの高付加価値化や商品価値の低い規格外品、廃棄部分の有効利用を試みます。

新「佐賀酵母」の育種とその醸造適性評価
 (研究期間:平成29年度(2017年度)~令和4年度(2022年度))

 清酒醸造において、酵母はアルコールを生成する役割の他に、有機酸やエステル類といった香味を特長づける成分を生成する役割を担っています。このことから、清酒メーカーは商品設計に応じた酵母の選択を行っています。

 本研究では多様化する消費者ニーズに応じた商品開発支援のため、様々な特性をもつ清酒酵母の育種開発に取り組み、その醸造適性を評価します。

材料環境部

木材用水性塗料の耐候性向上に関する研究
 (研究期間:令和2年度(2020年度)~令和4年度(2022年度))

 環境問題は世界的な課題であり、有機溶剤系塗料から放出される揮発性有機化合物(VOC)は、大気汚染原因の一つとなっています。近年、木材を利用した建築物の需要が増加しています。木材用塗料の特徴として、塗装後も木の質感を有するクリア塗料に大きなニーズがありますが、屋外では十分な耐候性がありません。

 本研究では、木材用水性クリア塗料をターゲットとして、耐候性の向上を目的とし、同時に県内産業の水性塗料への取り組みを支援できる基盤技術の構築を目指します。

表面変質層を利用したステンレス製品の高強度化に関する研究
 (研究期間:令和2年度(2020年度)~令和4年度(2022年度))

 SUS304に代表されるオーステナイト系ステンレス鋼は高い耐食性を有することから、工業分野で幅広く利用されています。一方、オーステナイト系ステンレス鋼は一般的な炭素鋼のように熱処理による機械的強度の改善はできません。そのため、高い耐食性と強度が要求される場合は、特殊な表面処理や冷間加工材を用いるなどの工夫が必要となり,コスト面で不利となります。

 本研究では、県内企業の加工現場において、硬度が高く削り難いため厄介者と認識されている「表面変質層」を意図的に生成させることにより,加工部を高強度化する技術を確立することに先立ち,ステンレス鋼の表面変質層が疲労強度および耐食性に及ぼす影響を明らかにします。

生産技術部

デザイン思考を用いた新たな価値を有する家具製品の開発
(研究期間:令和元年度(2019年度)~令和3年度(2021年度))

 成熟した家具市場では、潜在的なニーズを発掘し、これまでにない新たな家具を開発することが重要であり、デザイン思考の活用が有効です。しかし、デザイン思考で最も重要な初期プロセスである「新たな価値を有する商品の開発テーマ設定」を家具メーカーが的確に実施するためには、繰り返し実践してノウハウを獲得する必要があります。

 そこで、当センターが、新たな生活スタイルや生活者の各ライフステージに対応した、これまでにない家具を開発するための視点やアイデア等を提案し、デザイン思考を活用した新商品開発手法の導入促進に取り組みます。

画像解析を利用した生産現場の状態監視技術に関する研究
(研究期間:令和元年度(2019年度)~令和3年度(2021年度))

 ものづくりの生産現場においては、製造設備の稼働状態を把握するために、制御盤や信号灯の確認、あるいは製造品の外観検査などを恒常的に実施する必要があります。しかし、そのほとんどを検査員による目視確認に頼っているため、検査の個人差や疲れによる見落としなどが生じる問題があります。また、目視検査に掛かるコストの多くは人件費であり、人手不足対策としても、検査工程への自動機の導入による生産効率の向上・省人化が期待されています。

 そこで、本研究では、生産現場における検査・監視作業に画像解析技術を適用することで、状態の検知・診断を自動化する技術開発に取り組みます。また、画像解析による監視技術とIoT技術を連携し、検査員との協働を円滑化することで検査工程の効率化を図る生産現場の監視支援システムの開発を行います。

清酒製造工程における生産設備の遠隔監視制御に関する研究
(研究期間:令和3年度(2021年度)~令和5年度(2023年度))

 清酒製造では、多くの工程を少数の熟練者で管理担当しており、一人の熟練者にかかる負担が大きくなっています。近年、少子高齢化による人手不足や後継者不足が問題となっており、清酒製造においても効率的な生産管理の仕組みの導入や熟練者が有する経験・勘など酒造りノウハウのデジタル化による製品品質の安定化・生産性の向上を強く望まれています。
 そこで、清酒製造工程の情報共有と生産管理の効率化および異常時の対応のため、生産現場の既存設備にIoTデバイスを付加し、クラウドを活用してインターネット環境から生産設備を遠隔監視制御できるシステムの研究開発に取り組みます。 

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