令和6年度 IoT技術研究会「クラウドサービスを利用した生産現場のデータ管理・可視化・通知」のご案内(第1回:2月6日、第2回:2月27日開催)
令和6年度
IoT技術研究会
― クラウドサービスを利用した生産現場のデータ管理・可視化・通知 ―
IoT技術の成熟により、手軽にIoTに取り組める各種クラウドサービスが提供されています。しかし、どこから始めればよいのか分からないと感じている方も多いと思います。そこで、本研究会では、有料のクラウドサービスの1つであるMicrosoft Azureを利用※1して、2回に分け、生産現場の情報(温度・湿度、照度、電流など)を収集・可視化・通知する方法を解説します。
第1回では、マイコンモジュールのM5Stackと当センターが設計したオリジナル拡張基板を使用して、ローコードプログラミングによるセンサデバイスの開発実習を行います。第2回では、Azureサービスの1つで、センサデバイスの管理やデータの収集・可視化までIoTシステム構築を手軽に行えるAzure IoT Centralサービスを用いて、収集したセンサデータ管理の実習を行います 。
※1 Azureを利用するためには、下記Azureアカウントの登録が必要です。
研究会参加における留意点
- 本研究会第2回の実習には、Azureアカウントが必要となります。
- Azureアカウント登録には、Microsoftアカウント、住所、電話番号などの基本情報に加えて、使用料金支払いのため、クレジットカードが必要となります。
- Azureアカウントの作成後、 30日間の試用期間があり、 USD$200分が無料で利用できます。本研究会の実習はUSD$200の範囲で行います。試用期間終了後、従量課金制への移行を選択できます。
- Azureアカウントの登録方法は、第1回の際に詳しく説明します。
- Azureアカウントがない方は、操作手順のデモを見るだけになります。なお、当センターで用意したIoT Centralサービスの登録情報を用いて、センサデバイス側の通信実習を行うことはできます。
1.内容
第1回 「センサデバイスの開発方法」
(1)M5Stack とオリジナル拡張基板の紹介
(2)UIFlow の使い方、UIFlow による各種センサ入力表示実習
(3)IoTに係わる研究事例の紹介
第2回 「クラウドサービスを利用したセンサデバイス管理と可視化」
(1)クラウドサービス(Azure)の紹介
(2)Azure IoT Centralによるセンサデバイスの管理実習
(3)Azure IoT Centralによるデータ収集※2・可視化実習
※2 収集したデータの保存期間は30日です。
チラシはこちら (788KB)
2.日時
第1回
令和7年2月
6日(木)
13時00分~17時00分
第2回
令和7年2月27日(木)
13時00分~17時00分
3.場所
工業技術センター 電子技術開発棟 研修室
(佐賀市鍋島町八戸溝114)
4.使用機材(工業技術センターで準備します)
(1)実習用パソコン(ノートPC OS:Windows 10)
(2)M5Stack 、オリジナル拡張基板、センサなど
5.参加費
無料
6.定員
10名
※佐賀県内企業の方に限らせていただきます
7.申込み方法
以下の必要事項を記入の上、
Email(
seisan@saga-itc.jpあて)でお申込みください。
必要事項
:
貴社名、ご住所、参加申込者毎の所属・お名前、申込代表者の電話番号、申込代表者のE-mail
※申込の際に記載されている個人情報については、研究会のご連絡にのみ使用し、
その他の目的に使用することはございません。
締切り:1月30日(木) ※原則2回とも参加願います
8.問い合わせ先
生産技術部 福島 、大坪
TEL:0952-30-8237、E-mail:seisan@saga-itc.jp