出前講座

「出前講座」って、なに?

工業技術センターでは、県内の企業技術者等の技術力向上や人材育成を積極的に支援するため、県内の企業等の現場を職員が訪問し、技術研修を行う「出前講座」を実施しています。

  • 試験機器を使用する場合は、工業技術センターで開催することもあります。
  • お一人様からでも対応いたします。
  • ご要望に応じて内容と時間は変更できます。
  • オンラインによる受講をご希望の際はご連絡ください。

まずはお気軽に研究企画部までご相談ください。(TEL:0952-30-9398) 

お申込み方法はこちら

令和6年度 出前講座一覧表

講座

番号

講座名 概要

所要時間

の目安※

01

農林水産物の成分分析

 農林水産物を加工し、食品やコスメ製品を製造する上で、原料に含まれる栄養成分や機能性成分の量を把握することは重要です。
 本講座では、農林水産物に含まれる成分の種類や前処理法・分析法、有意義な分析のために必要なポイントについて解説します。

2時間

02

食品における微生物の利用  醤油や味噌、清酒、漬物などの発酵食品は、微生物の特性を利用し、製造しています。
 本講座では、主に発酵食品に関わる微生物の特徴やその取扱いについて解説します。また、希望者には微生物の培養実習も追加可能です。
2時間
*実習含
03 技術者の働き方を変える技術開発法
 (品質工学入門)
 技術開発や設計の段階で製品出荷後の機能の安定性(ロバスト性)を確保しつつ、機能とコストの適正なバランスを同時に実現するための具体的な技術開発法であるロバストパラメータ設計(品質工学)について、基本的な考え方を中心に事例を交えながら解説します。【Online】 2~3時間
04 製造不良調査に役立つ材質分析装置入門

【少人数、実習形式/場所:工業技術センター】

 異物や製造不良など、生産工程の問題の原因調査には、材質分析装置が有効です。初めて機器分析に触れる方を対象に、分析装置の測定原理、使い方、測定データの読み方について解説し、実習を行います。

(対象機器:赤外分光分析、蛍光エックス線分析)

1~2時間
05 工業材料の表面分析入門

 製品開発や品質管理には、工業材料の表面分析が重要です。

 本講座では、分析目的に合った表面分析方法の選択や測定原理、分析データの取り扱いについて、表面分析の基礎をわかりやすく解説します。

(対象機器:走査型電子顕微鏡、X線光電子分光分析装置)
1~2時間
06 LCA入門

 LCA(ライフサイクルアセスメント)は、製品やサービスの原料調達から廃棄までのライフサイクルを通じて、環境への影響を評価する手法です。近年、持続可能な社会の実現に向けて、カーボンニュートラルな製品づくりが求められており、LCAを導入する企業が増えてきています。

 本講座ではLCAの背景や考え方、評価方法等について分かりやすく解説します。

2時間
07 簡単にできる材料試験

【少人数、実習形式/場所:工業技術センター】

 金属材料の引張試験と硬さ試験の試験方法および基礎的内容を説明します。試験機を用いて硬さ試験の実習を行います。

1~2時間
08 これだけは知っておきたい機械材料

【設計,品質管理に従事される方におすすめ】

 機械材料として最も使用されている鉄鋼材料を中心に、その特性と使い方、選び方を解説します。【Online】
2時間
09 これだけは知っておきたいモノの破壊現象

【設計,品質管理に従事される方におすすめ】

 鉄鋼材料に生じる各種破壊現象について、金属疲労を中心に基礎を解説します。製品の破損トラブルの原因究明法や,トラブルへの対策について紹介します。【Online】
2時間
10 大気圧プラズマ入門

【樹脂表面を改質したい方におすすめ】

 大気中で生成できる「大気圧プラズマ」は、樹脂の表面改質を中心に幅広い分野に応用されています。大気圧プラズマを利用し始めた方や利用を検討している方を対象に、生成の原理と方法を解説し、活用事例を紹介します。

2時間
11


実務に役立つプログラミングの初歩  プログラミング言語として、簡単に使えるExcelのマクロ(VBA)を用いて、事務作業の効率化、操業データの集計処理、操作画面(ユーザインターフェース)作成などのプログラム作成方法について解説します。

3日

3時間/日

12

製造現場のIoT化のすすめ方

 各種センサ回路、マイクロコンピュータのArduino、ボードコンピュータのRaspberry PIなどを用いて、生産現場へIoT技術を導入する方法を解説します。

2日
3時間/日
13

デザイン思考を活用した新商品開発入門

 ユーザに本当に求められる、今までなかった視点で新しい商品を生み出すための方法論である「デザイン思考」を活用した商品開発の考え方やプロセス・手法を、ワークショップを交えて解説します。

2時間

※所要時間の目安は、ご要望に応じて内容、時間は変更可。

申込み方法

  1. 申し込み
    • 研究企画部まで、出前講座申込書に必要事項をご記入のうえ、メール(skougi@saga-itc.jp)又はFAX(0952-32-6300)で申し込みください。
      出前講座申込書 (23KB; MS-Wordファイル)
      出前講座申込書 (99KB; PDFファイル)
    • 申込書の記入例は以下のファイルをご参照ください。(記入例 (89KB; PDFファイル))
    • 原則として研修希望日の1ヶ月前までにお申し込みください。
    • 受付は、随時行います。
       (令和6年度は令和7年2月末まで受付し、3月末までの実施とします。)
  2. 日程・内容調整
    • 実施日時:土曜日・日曜日・祝日を除く、9時~17時です。
    • 講座担当者から依頼者に連絡し、日程や内容等を調整します。
      (講座によっては、開催人数を相談させていただく場合があります。)
  3. 料金
    • 原則として無料です。
      (但し、センターの試験機器を使用する場合や材料費、図書費等が必要な場合は、企業様のご負担となります。)
このページに関するお問い合わせ

研究企画部 TEL:0952-30-9398 E-mail:skougi@saga-itc.jp

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