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摩擦摩耗試験機 (公益財団法人JKA補助)

摩擦摩耗試験機の画像
機器概要
メーカー 新東科学(株)
型式 TYPE:20(荷重変換器仕様)
仕様・構成

【仕様】

 (1) 方式:   ボールオンディスク

 (2) 試験回転数:30~3,000rpm

 (3) 荷重負荷: 1~2,000g

 (4) 測定摩擦力:0.59mN~19.61N

 (5) 試験体寸法:最大φ127mm

   ・中央に穴を空けた円盤状の試験体をネジで固定

   ・平板(20mm□以上)を四方からツメで固定

 (6) 試験半径: 最大50mm

 (7) 停止設定: 指定回転回数、指定時間

 (8) 記録・表示・解析:トライボソフト(CSV形式へ)

【構成】

 (1) 摩擦摩耗試験機(本体)

 (2) 解析用ソフトウェアおよびコンピュータ

用途

摩擦摩耗試験機は、2つの物体を接触、摺動させることで試験体を摩耗させ、摺動時の摩擦力等を測定する装置です。

機械的な摺動部品(シャフト、シリンダー、ギア等)に使用する材料(金属、樹脂等)やコーティング等の表面処理を行った表面の摩擦係数や耐摩耗性の評価などに利用できます。

補助事業の概要

県内ものづくり企業において、金属、樹脂等の表面の摩擦や摩耗の試験、表面処理技術の開発による摩擦低減や耐摩耗性向上の評価を支援することを目的に、摩擦摩耗試験機を導入しました。

予想される事業実施効果

摩擦や摩耗に関する技術開発等の支援が可能となることから、製品使用時のエネルギー損失の低減や長寿命化など脱炭素化社会や循環型経済に関わるビジネスにおいて競争力の向上に繋がることが期待されます。

本事業により導入した設備

摩擦摩耗試験機

 設置場所 佐賀県工業技術センター

購入年 2022年11月

活用事例はこちら (713KB; PDFファイル)

操作説明マニュアルはこちら(リンク)

競輪補助事業完了のお知らせ(公益財団法人JKA) (296KB; PDFファイル)

このページに関するお問い合わせ

材料環境部 TEL:0952-30-8163

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