平成16年度 工業技術センターに関する新聞報道
佐賀県工業技術センター所長就任あいさつ
2004年 4月19日 日刊工業新聞
04年度の佐賀県の組織改編によって、他の研究機関など県内組織間の垣根が低くなった。交流や情報の行き来が活発になる一方、「情報の量が多くなれば質が問われる」と気を引き締める。
佐賀の産業について (工技センター山東所長)
2004年 6月5日 佐賀新聞
新産業づくりは伝統に安住せず、殻を破る発想をできるかがポイントという。「佐賀は食品加工が盛んだが、捨てている部分も多いはず。他分野の技術を注入できないか考えてみるといい」とアドバイスする。
九州・山口ブランド創出支援 廃棄海苔から水溶性食物繊維のポルフィランを抽出・精製し商品化
2004年 7月28日 日刊工業新聞
戸上電機製作所は佐賀県工業技術センターなどと共同で廃棄海苔から水溶性食物繊維のポルフィランを抽出・精製し製品化に取り組んでいる。ポルフィランは血液中のコレステロールや中性脂肪の低減効果、それに抗がん剤活性などの生理機能があり、佐賀県工業技術センターなどは免疫力を高める機能についても研究を進めている。
工業技術センター研究成果発表会
2004年 10月23日 佐賀新聞
県工業技術センターの研究発表会が22日、佐賀市の同センター.であり、ノリに含まれる有効成分の活用など20テーマについての研究成果が発表された。研究成果を県内工業界に利用してもらおうと毎年開催している。
酵母やカビなどの真菌の生育を阻害する物質を生産するバクテリアの発見
2004年 11月16日 西日本新聞
佐賀県久保田町の酒造会社「窓乃梅酒造」が同県工業技術センターと協力して、酒蔵の微生物(バクテリア)を使った「飲む水虫治療薬」の開発を進めている。この微生物は酵母菌の働きを抑制するカを持っており、精製すれば水虫菌を殺す作用があることを突き止めた。酒蔵の微生物を使った飲む水虫薬は、実現すれば国内で初めて。
異物検査機能を付け加えた「合体型海苔選別機」の開発
2005年 3月7日 佐賀新聞
未乾燥、ひび割れ、.穴あき、.角がか.けた不良品と正規格品を分ける海苔選別機。同社はこの分野で全国八割のシェアを持つトップ企業。現在の売れ筋は、異物検査機能を付け加えた[合体型海苔選別機」。内需転換が急務だった時期に県工業試験場.(現県工業技術センター)から海苔選別機の話を持ちかけられ現在の会社が産声を上げた。
研究企画部 TEL:0952-30-9398 E-mail:skougi@saga-itc.jp